杜~フォレスト~

ぼくが考え、書いてきたこと

おしまいのデート

【170】おしまいのデート

 

 

【16/08/04】表題作を含め、ランクアップ丼/ファーストラブ/ドッグシェア/デートまでの道のり、の5編を収める。「おしまいのデート」では、ああ、この人が亡くなるんだなあと思ってたらそうではなく、「ランクアップ丼」では、この作家さんは人を殺さないんだなあと思ってたら、裏切られた(笑) つまり、この本では2回裏切られたのだ。その後はもう、「2度あることは3度ある」と思いながら読み進めていた。完全に瀬尾さんの作戦勝ちである。文字通りの「最後のデート」が3編と、「始まりの予感」が2編。サクサク読み終えることができました。