杜~フォレスト~

ぼくが考え、書いてきたこと

【ノート】SNSの哲学 2章から巻末まで(戸谷洋志)

『SNSの哲学』2章についてのノートを公開します。1章についてのものは、以下からご覧いただけます。

 

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目次とノート

2章 SNSにはどんな時間が流れているのか?

1 タイムラインに時間は流れていない

①SNSと「黒歴史」

②デジタル情報の錯覚

③時間と「物質性」

※ ①~③の連番は、引用時に割り振っているものです。以下同様です。

2 SNSに時間を作りだす

①なぜ人はストーリーズを好むのか?

②同じ時間を共有するということ

③「バズる」ときは時間を共有していない

3 人間の生きる時間性

①時計の時間と、ありのままの時間

②日常と忘却

③「到来」と「既在」

④SNSと「時熟」

3章 SNSではどんな言葉が交わされているのか?

1 私たちはなぜ「つぶやく」のか?

①「さえずり」と「つぶやき」のちがい

②なぜ、他人の「つぶやき」を読みたくなってしまうのか?

③本音とタテマエ

2 「つぶやき」と炎上

①無責任さ、気軽さが炎上を生む

②ヘイトスピーチとフェイクニュース

③「クソリプ」はなぜ不快なのか

3 言葉とルール

①ウィトゲンシュタインの考えたこと――人はなぜ「痛い」と言うのか

②「言語ゲーム」というアイデア

③ベリーハードな言語ゲーム

4章 SNSに偶然はあるのか?

1 SNSのアルゴリズム

①SNSにおける最適化のアルゴリズム

②SNSでニュースを知る

2 アルゴリズムと偶然性

①偶然と出会い

②アルゴリズムは偶然性を排除する

③「賭け」と「責任」

3 自分自身を創造する

①人間の行動を予測できるか?

②ベルクソンの考えたこと――未来の予見不可能性と「創造的な進化」

③明日の「私」はわからない

5章 SNSで人は連帯できるのか?

1 政治に利用されるSNS

①21世紀型大衆運動

②政治家もSNS

③生活に政治が入りこむ

2 SNSがつむぐ連帯

①#MeToo運動

②ハッシュタグ的連帯とは何か

3 つながりに力を与えるために

①アーレントの考えたこと――公的領域と私的領域

②「活動」――新しいことを始めること

③「許し」と「約束」の力

おわりに

リアルとオンラインのあいだをもっと考えるための作品案内

メモ

▼各章一人ずつの哲学者について、以下の順で言及されています。

①ヘーゲル

②ハイデガー

③ヴィトゲンシュタイン

④ベルクソン

⑤アーレント

▼後日追記される場合があります。

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