杜 ~フォレスト~

ぼくが考え、書いてきたこと

2401:『一冊で読む日本の近代詩500』~井伏鱒二

 

 

こんにちは。

図書館で借りてきた上掲のアンソロジーから、気になったものを「抜書き」していこうと思います。1回目は、茨木のり子のエッセイ集(『言の葉さやげ』)でも取り上げられていた、井伏鱒二の漢詩の翻訳を取り上げました(井伏の訳のみ、転載します)。

 

勧酒(くわんしゅ) 于武陵

コノサカヅキヲ受ケテクレ

ドウゾナミナミツガシテオクレ

ハナニアラシノタトヘモアルゾ

「サヨナラ」ダケガ人生ダ

 

私は酒は飲めないのですが、これはいいなと思いました。こういう人間関係がいいなと。

また機会を捉えて、別の詩を転記しますね。それではまた。