杜 ~フォレスト~

ぼくが考え、書いてきたこと

マチナカ年代記

未読・積読本を紹介する(24/07/28)

昨日(24/07/28)は、Twitterスペースを始めとして2冊の未読・積読本を読んで、1冊をご紹介いたしました。 1)若きウェルテルの悩み(ゲーテ) まだ参加できてはいないものの、フォロワーのわかばさんが主催されいるオンラン読書家で講読しているテキストで…

未読・積読本を紹介する(24/07/27)

知人が文学フリマ39に出品予定の冊子のための原稿に専念していたので、このところ「読む」が手薄になっていました。そこで思いついたのが、自分に読書を促すための新企画です。Twitterスペースやオンライン読書会の機会を捉えて、自分の未読本・積読本につい…

【試作】言葉への扉をひらく(2)

(2) 蓮見市で開かれたピア・サポーターの集いに招かれていた横田満は、クレーム対応業務でのストレスの蓄積が、うつ状態発症のきっかけと考えていることを語った。病気についての十分な知識を得られなかったことや、休職・復職について必要な情報を集め切…

【試作】言葉への扉をひらく(1)

(1) 「本日はお暑い所、また遅い時間帯にも関わらず、このように大勢の方にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。2024年の蓮見市ピア・サポーターの集い、第2回の集まりは、登壇者として生田市にお住まいの横田満さんをお迎えしました。 ピ…

「言葉」がうまれる ①~「読む」ことの周辺をめぐって

0)イントロダクション 私たちは、毎日言葉を使って生きています。しかしそれは同時に、言葉「によって」生きている、あるいは生かされているということでもあると私は考えています。これから私は、ブログとそれに続く「文学フリマ」で販売される小冊子のた…

「言葉」がうまれる・序~文学フリマに向けて

Twitterでおつきあいのある友人の眞琴さんが、この年末に開催される「文学フリマ」に追加でもう一冊出品されることとなったとうかがいました。15人程度が参加される同人誌の体裁で、私も「お手伝い」以上の参加をさせていただきます。当記事は、その同人誌用…

公開インタビュー「名刺代わりの海外文学10冊」実施要項

来る24/07/21(日)21:30より、おんじっこさんをお迎えして、Twitterスペースにおいて、名刺代わりの海外文学10冊に関する「公開インタビュー」を行います。以下に「実施要項」としてまとめましたので、ご覧いただけますと幸いです。 当企画は、名刺代わり…

小池三選に学ぶこと(追記予定あり)

本日(24/07/07)に投開票が行われた東京都知事選挙では、NHKが早々と小池氏の「当確」を打ちました。この記事を起筆している今は21:29で、「クラシック音楽館」では、レスピーギの交響詩「ローマの松」がオンエアされています。 驚いたことはいくつかあり…

2407:戯れうた(24/07/06)

昨日(24/07/06)詠んだうたをお届けいたします。通しでは108~113番めとなる6首です。 108)ネット越し五年を経ても声だけでまだ見ぬ友と交わすおはよう 109)終演後ロビーに掲示されているアンコールの曲バッハのアリア 110)二十年書き溜めてきたこのブロ…

2407:「学び」からの逃走について考える①

かなりの程度でしばしばなのですが、例えば読書が好きと言うと、「まじめですね」とか「俺、馬鹿だから」と言ってその話題を打ち切られてしまうことがあります。打ち切られるだけならばまだしも、そこにはどこか、揶揄が含まれているとさえ感じてしまうこと…

2407:戯れうた(24/07/05)

昨日(24/07/05)は通算で107首までとなる17首を詠みました。 風のない35℃の暑き夏したたる汗にタオルも濡れる 海よりも大空よりも広きものそれが精神(こころ)と文豪謳いぬ 寝つけない夜更けのテンション午前二時いっそ起き出し本でも読むか わが為に灯す…

2407:戯れうた(24/07/03)

24/07/03(水)に詠んだ歌です。 浮かんだ言葉をメモ経由でGoogleドキュメントに転機した際に連番をつけて管理しています。歌会サイト「うたの日」を利用させていただいているので、そこで出された「お題」に即した歌を1日1首提出しています。今までには、以…

2407:都知事選・投票日を前にして

今週末の7日、大きな話題となっている東京都知事選挙が投開票日を迎えます。私はすでに、新人の候補に期日前の投票をいたしました。私の属する宗教団体では現職を推しているし、その組織からも「小池さんにお願いします」との「話」(指示ではありませんので…

2407:戯れうた(24/07/02)

昨日詠んだのは、通算で82~86首にあたる5首でした。 82)うたを詠む推敲もせずそのまんま詠みっぱなしの詠いっぱなし 83)夏の空低くたれこむ雲のもと子らの賑わい水泳大会 84)心の灯想いをつなぎ意を紡ぎ相和し願う幸いのうた 85)オーボエの開幕告げしA…

2407:戯れうた(24/07/01)

昨日(24/07/01)詠んだうたをお届けします。このペースだと、今日明日のうちに100首めをうたうことができそうです。 さて、短歌の投稿と「歌会」ができるサイトを見つけて参加することにいたしました。これによって、以前言及したサイトへの投稿は取りやめ…

2407:戯れうた ③(6/26~6/30)

24/06/26(水)以降も「戯れうた」を詠んでいました。ここ数日は、Twitterへの投稿はセーブしていて、一度Googleドキュメントに書き溜めておいてから、短歌投稿SNS「Utakata」に順次投稿しています(以下については、まだほとんど投稿されていませんが)。 …

1708:noteつぶやきから ①

検索性を高めるために、noteやブログアーカイブの統廃合を進めています。今までに再登録した分は、初出時の日時を設定していましたが、24/07/01からの作業については、本文中にその初出日時を組み入れるのみとしました。 * * * 【17/08/22】 作り直しまし…

2402:いま、読書会とは ④

こんにちは。 今回は、「語る/話す」(以下、「語り」としてまとめます)を促すために必要な、「ていねいに聴く」ための技法の一端を書いていく予定です。あくまで「一端」ですので、これから書くこと以外にも、語りを促す方法はあると思います。むしろ、そ…

2406:いま、読書会とは ③

こんにちは。 「いま、読書会とは」という共通のタイトルでの第3稿めとなりました。過去の2回分については、以下からお読みいただけます。ご参照くださると幸いです。 2402:いま、読書会とは ① - マチナカ年代記 2402:いま、読書会とは ② - マチナカ年代記…

2402:いま、読書会とは ②

こんにちは。 私は、読書会については「ねぇ、聞いてよ。この本おもしろかったんだよ」から始めるコミュニケーションの一環であると考えています。前回の「いま、読書会とは ①」では、そうしたことを示唆したつもりでいます。続く今回からは、読書会が切り開…