目次
はじめに――本をとおして人とつながる
Ⅰ 読書会に参加してみよう
Ⅱ 読書会に潜入してみる
Ⅲ 司書として主催する
Ⅳ 文学に生かされて Ⅰ
Ⅴ 文学に生かされて Ⅱ
Ⅵ 翻訳家の視点から
Ⅶ 読書会の余韻に浸る――「読書会報告」から
おわりに――そして読書会は続く
【付録・読書会報告】『失われた時を求めて』を読む
あとがき
読書会課題本リスト(1987~2022年)
ノート
はじめに
▼読書という「実人生における苦悩からの逃避所」を見つけたのだ。
▼そして、生や死や宗教など、日常生活ではまず口にしない話題でも、文学をとおしてなら語り合える。
▼ときおり、これは自分のためだけに書かれたのではないかと思う本に出会うことがある。そんなとき、人は胸の奥にしまっていた経験を語らずにはいられなくなるものだ。
▼本について語りながら、実のところはわたしたち自身の人生を語り合ってきたのではないかと思う。
Ⅰ
小見出し
読書会とはなにか/作法はあるのか/思いがけない効用/さまざまな形式/
メモ
▼本はもともとひとりで読むものだし、ひとりで読んでいるだけでもじゅうぶんに楽しい。けれども、読んだ本の内容をみなで語り合う経験を一度でも味わってしまうと、もうやめられなくなる。
▼メンバー同士、互いの生活に立ち入りすぎないことも大事だ。
▼(略)読書会は魂の交流の場でもある。
▼人はほんとうに話したいことがあると、恥ずかしさも遠慮も軽々と乗りこえてしまうものだ。
▼おそらく、人間の声には人の心を動かす強い喚起力があるに違いない。
Ⅱ
小見出し
読書会潜入ルポ①――翻訳ミステリー読書会/読書会潜入ルポ②――猫町倶楽部/『世界』を読む中高生たちの読書会/
Ⅲ
小見出し
学校の読書会/泣ける本――学校図書館というところ/
Ⅳ
小見出し
(以下、随時追記していきます)