【17/12/26】
Eテレ「100分de名著」(『苦海浄土』の回)を見、たちまち虜となってしまった著者の近作。どのような生き方をしていたら、こんなにも「生」の深淵を覗き込み、「コトバ」や「文字」が「いのち」に根ざしているのかについての思索を深めることができるのだろうか。おこがましいことだが、ぼくの考えが若松さんのそれと共振している部分がいくつかあった。他の読者も、きっとそうした感慨を覚えているに違いないと思う。現在、河合隼雄氏についての連載をされているが、単行本化が待ち遠しい。
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【24/10/03】
再読しようにも、手元にはないらしいことがわかりました。借りて読んだんでしょうか?